コダカ産業潟Eルトラソニック事業部は
世界最高品質を誇るスイス製ウェルダー本体を
直輸入し、ホーン・金型・治具等は国内で設計製作し
顧客のニーズに敏速に対応している。
実験室を顧客に開放し製品開発に寄与している。
自動車内装インサート成形トリミング例
超音波カットライン
超音波カット・シール概要
超音波振動エネルギーを用いて不織布・各種フィルム・シート・織布等をカットすると同時に切断部を溶断させ、
糸の解れ・焼け・焦げのないカット工法である。
毎秒20,000回(又は35,000回)の超音波振動エネルギー(振動)を発生させ、加圧された振動体(ホーン)と、
カット金型、又はカッター刃との接触部に発生する摩擦熱により溶断を行う。 次にその特徴を示す。
1. ヒートカットにおける熱管が不要で電源投入、即加工ができる。
2. ヒートカット時の消費電力に比し、極めて少ない。
3. 摩擦熱を利用しているので、機械が停止しても焼け・焦げがでない。
4. 溶断面がソフトで、ヒーター加熱切断時の溶融軟化樹脂状にはならない。
1.プランジ式カット&シール(Plunge)
加工不織布、各種シートを固定し、加圧振動ホーンと金型間の摩擦熱で
成形カットする。 ベルト、織マーク、フィルター等の成形カット&シール
に適している。
2.連続カット&シール(Continuous)
振動ホーン、治具を固定し、加工不織布、シートを移動させる。
長尺もののフィルムやシートに適している。
回転式治具(表面に多種模様付可能)を利用すると超音波ミシンも出来る。
3.トラバス式カット&シール(Traverse)
加工物を固定し、振動ホーンを移動させながら、カット&シールを行う。
円筒形のサイドシール、平面加工物のプロッティング加工が出来る。